「今、あなたの心に誰がいるのかくらい お見通しですよ。 街での買い物も、パフェ、ゲーセン。 否定したのは全部 有磨君と一緒にいった場所だったから。 そうでしょう?」 「う・・・うん・・・」 「やっぱり。そうだったんですか。」 怒られると思った。 僕はあなたの 恋人なのにって・・・ それなのに砂間君は 優しく答えてくれている。 「実は僕が遠山さんに 告白できたのも 有磨君のおかげなんですよ。」 「え?有磨の?」