-次の日- 「有磨くーんごめんねぇ~! 待ったあ?」 「別に。」 ハイテンションの愛に 俺は冷たく答えた。 先輩も・・・ こんな風に面倒くさく 思ってたのかな・・・ 「はい、これ。 有磨君に頼まれたからクッキーだよ。 めぐの愛がいーっぱい詰まってるからねっ」 「ありがとう。」 見た目はいい。 さすがといっていいのか ハート形に星形 動物の形まで様々だ。 でも・・・ 「いただきます。」