「ねえ有磨君。 めぐ、なんだってするよ? 有磨君が望むこと なんでもやる。」 なんでもやる・・・か。 あの人とは正反対のことを 愛は言った。 あの人以外の女は みんなそうだ。 自分が一番だって 俺に好かれたい一心で。 だったら。 「じゃあ、クッキー。 作ってくれない?」 「・・・え?」 愛はどうして?って 顔に書いてある。