「もしかして有磨君が
カラオケにいたこと
気にしてるんじゃ……」


「ううん。ちがうよ。
なんか目にゴミ入った。」

否定したものの
涙は溢れるばかり。



「わたし…部活休むよ?」


「いいのいいの。
本当に大丈夫だから…。
ごめんね心配かけて。」


ムリに笑って見せる。
真帆、ありがとう。



でもわたしね
もう、大丈夫だから。