「ありまくーん! 楽しんでる??」 「ち、千佳子先輩……」 千佳子先輩はかまわず 俺に絡む女子らを押しのけ 俺に話し掛けてきた。 「大丈夫?あんまり顔色 良くないみたいだけど…」 「えっ?あっはい……」 こういうの無理って 俺、顔に出てるのかな… 「いや…今日来たのは その……」 「千佳に用があって 来てくれたんだよね? もしかして千佳に 惚れちゃった…とかぁ?!」