「嘘ね。なんかあるって
顔してるもん。」



「ゔっ…」


やっぱり姉ちゃんには
全部バレる…
でも姉ちゃんがそうやって
気にしてくれるの
案外嬉しかったりもする。





「じ、実は…」


姉ちゃんに有磨に
言われた事を全て話す。



すると姉ちゃんが急に
立ち上がって
わたしの前に指を出した。