先輩が急に言ってきた。


「今の、本気なの…?有磨…」



「……えっ…?!」


予想外の反応に
戸惑っていた俺は
否定することが
出来なかった。



「そう……だよね…」



「えっ…?」



先輩は落とされたかばんを
拾いながら言った。