一瞬時間が止まった気がした。 「君はこのままこの道を進むと、死んじゃうんだよ」 私はやけに鼓動が速くなっていることに気付いた。 「どうして?」 なぜだろう。 まるで過去の傷をえぐるように 残虐に私の心に“死”という言葉が ストレートに入ってきた。