「ねぇ、とも…?」 2階では誰1人口を開かなかった。 重い空気の中、あたしは最初に口を開いた。 「なんだ。」 「みーちゃんと、付き合ってるの…?」 「………。」 「おい兄貴っ!!!!!」 あたしの質問に便乗した烈の声も、あたしの質問も。 すべて無視して、逃げるかのようにともは部屋を出て行った。