(ちょうど淳稀の説明が終わった頃。) 「沙耶ちゃん?」 「あ、愛っ、」 「今日はどうしたの?」 「あ、のさ…。智毅の事で、」 「そっか…。あ、座っていい?」 「あ、うん。どうぞ、どうぞ。」 ピッ 座ると同時にばれないように淳稀に電話をかけた。 「あ、のね…、愛っ…」 「沙耶…ちゃん?」 「智毅、彼女できたんだってっ。」 「……え?」 そんなの……、ともから聞いてないよっ、!!?