病室に戻ると
いつもと変わらない
笑顔の爽志がいた。



「爽ちゃん!!」


「亜美ごめんな…
看護婦さんに聞いたよ。
気失ったって…
大事な時なのに…」


「爽ちゃんが倒れたから
ビックリしたんだよ。
私なら大丈夫!!
それより体調はどお?」