それから帰宅することになった。

車で家の前に着くと、家に灯りがついているのがわかった。

”つけっぱなしで来ちゃったかな?”

そう思った瞬間、姫に合鍵を渡したのを思い出した。

美『姫来てる。よってく?』

そう言うと竜次は少し悩んだように言った。

竜『姫、こえーもんなー。でもよらなかったのバレたらもっとこえーしよってこうかな。』

それを聞いて納得しながら美紗子は笑った。

車を路駐だが邪魔にならないところに置いて階段を上がった。

家に入ると意外な組み合わせの2人に姫は驚いた。

姫『なぜ、わたしも誘わない。』

そう言って姫は怒った。

そこで今日、聞いたことを姫にちゃんと説明した。

すると姫も美紗子に

姫『大丈夫?』

と心配そうに言った。

そして

姫『お前らバカって言ってるけどさ、1番バカは百合って女じゃね?そろってバカばっかりだ。』

竜『頭が悪いって意味のバカなら断トツ姫だけど。』

それに姫が竜次を押して殴った。

みんなで笑った。

そして朝方までずっと飲んだ。

もちろん2人は美紗子を元気付けるために。