受付で竜次は名前のところに【A】と【B】と2つの名前しか書かなかった。

ここでチーム戦の意味がやっと美紗子はわかった。

”2人で投げるのか・・”

そう思いながら23.5センチの靴を借りた。

レーンに移動して靴を履き替えていたら

竜『女の子2人ジャンケンして。』

そう言ったので美紗子と百合がジャンケンした。

結果は美紗子が勝ちで百合が負け。

竜『勝ちの人~?』

そう竜次が言ったので

”竜ちゃんとチームなんだろうな”

と思いながら

美『は~い』

と手をあげた。

毅『あ、俺と同じ。』

その瞬間毅が言ったので美紗子は予想外でビックリした。

でもまた平然を保って

美『よろしくっ』

と言った。