それから、私は泣いてぐちゃぐちゃな顔で向かったのは、愛李の家。


愛「未愛!?」


泣きじゃくる私を目の前に驚く愛李の胸に飛び込んだ私。


未「あ゛い゛り゛~」


もう何て言ってるのか分かんない私を
よしよしって撫でてくれる愛李に私はすがり付いた。
今まで一人で頑張ってきたけど
もう、一人じゃ無理だったんだよね。


未「あ゛い゛り゛~」


何度も何度も愛李の名前を呼んで
ずっとずっと泣きついて
今まで私を抱き締めてくれた健吾のぬくもりは
もう感じれないけど
愛李のぬくもりが温かいよ。