「・・・痛い」 「そりゃ、あんだけ豪快に床に落っこちれば痛いだろ」 「なんか頭、ガンガンする・・・、ナナ、・・・薬取って」 「はあ?誰だよ、それ」 シュウは固く目を瞑って、どこか苦悶の表情を浮かべる。 酔いがまわっている所為か、俺のことを"ナナ”とかいう人物と勘違いしているらしい。 ―シュウにも、友達とかいたんだ。 少し意外に思えた。