気をつけてって…何!?
あたしは何に気を付ければいいの?
意味わかんない。
しかも、あの顔は正直怖い。
お母さんの悪魔の笑み、弟の複雑そうな顔。
それは両方ともあたしの不安を煽るものでしかない。
だけど、今のお母さんに何を言っても無駄だろう。
とりあえず、行くしかないのだ。
しょうがないな。
またお母さんの一時の気まぐれだろう。
「ふー」
残りの荷物、片付けるか。
さっさと終わらせて寝よう…
一時間は寝たいな。
それにはあと一時間で準備しなきゃいけないけど。
あーもう。
車の中でねようかな…
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