立ち上がろうとした私の手を裕也が引っ張った

「きゃっ」

私は裕也に抱きしめられた
「お前無理しすぎ。こういうときぐらいオレに言えよ」

「うぅっ、ぇーん」
我慢していた、気持ちと涙があふれでた

「おれら親友だろ。なっ」

「ありがとう。裕也」

裕也はシャンプーの優しい香りがする

泣き止むまで裕也は抱きしめてくれた