紗和がいつもと違うのは健人にも わかった。 「紗和、なんか顔色悪いけど大丈夫か?」 1時間ぐらいたって、だんだん顔色が 悪くなってきた紗和。 「え?大丈夫だよ。」 「お前、結構汗かいてるぞ?」 「だって、暑くない?」 確かに外は暑かったが、教室は扇風機も ついていて、風通しもよく、汗をかくほど 暑くはなかった。