ごめんね。…そして、ありがとう。


「別に大丈夫だよ。家族には家族の事情
とかあると思うし。それに、他人の家族の
話とか、昔は聞きたくもなかったけどさ、
今はすごく聞きたいの。少しでも幸せを
わけてもらえたらっ・・・なんて変なこと
考えてるの。(笑)」

樹利は、紗和は芯は強いのかもしれない・・
そう思った。


「こんなこと人の話したの初めて。」

「俺だって、オヤジのこと自分から
話したの初めてだよ。」


二人は二人だけの秘密を知った感じが
してお互い嬉しかった。