「・・・樹利。」
「じゃ、俺は帰るな。謹慎開けたら
学校来いよ。」
気を利かせて、健人は帰った。
そして、樹利は、紗和のところまでやってきた
「紗和・・・。やっと会えたよ。」
「・・・・ごめん、樹利。本当にごめんなさい。」
紗和が頭を下げた。
「紗和、頭をあげて。」
紗和がゆっくり頭をあげる。
「本当にごめんなさい。もう、私のことなんて
怒ってるよね・・・もう嫌いになったよね・・・。」
樹利は、黙って紗和の話を聞いていた
「もう樹利には逢えないと思ってた。
逢っちゃいけないって・・・。」
「どうして?」

