ごめんね。…そして、ありがとう。


「私、今度こそ、ちゃんと、真面目になる。
もう、迷惑かけるようなことはしない。
絶対約束する。・・・本当に、決めたの。」

「当たり前だろっ。」

健人が紗和の頭にポンっと手を置いた

「俺は信じてるよ・・・」

健人の優しい声。心が温まった。

「ありがとう・・先生。」


「おっ、二宮!『ごめん』も『ありがとう』も
アイツに言ってやれ。」

「え?」


施設の前に、樹利がいた。
どうしても、紗和に会いたくて、施設まで
来たのだ。