ともねぇは紗和を抱きしめた。

「紗和ちゃん。紗和ちゃんはゴミなんか
じゃない。夏美ちゃんが言ったことは
全部嘘よ。」

「・・・・うん。」

「夏美ちゃんを突き飛ばしたのは本当?」

「・・・うん。」

「それはいけないこと。明日ちゃんと謝りなさい?」

「うん・・・」

「さ、涙をふいて。ご飯よ。」

「・・・うん。」