ごめんね。…そして、ありがとう。


季節は夏を迎えようとしていた。

樹利に吉報が入ったのは・・・


「樹利、樹利!」

健人の樹利に対する呼び方も変わっていた。

「何?先生・・・どうしたの?なんかいいことあった?」

「ちょっと来い。」

樹利は、健人に呼び出された。

「ちょっと、先生何?」

「二宮が、少年院を退院することになった!」

「・・・・え?ホント?」

樹利は、急に嬉しさがこみ上げて来た。

「ほんとだよ。」