ごめんね。…そして、ありがとう。


「ありがとう紗和。」

太一が手を握って真剣に御礼を言う。

「・・・」

「暇なとき、俺ん家に勉強教えに来てく
れよ。」

「あ、うん・・・」

「俺、基本暇だからさ、明日とか大丈夫?」

「あ・・・うん、大丈夫だけど・・・。」

「サンキュー。じゃあ、明日待ってるから。」