紗和は顔のあざが治るまで学校は休んだ。

学校に行くのは1週間ぶり。


樹利が気づいて駆け寄ってきた。

「おはよう。」

「おはよ。」

「紗和、絶対ズル休み1日ぐらいあっただろ?」

「何それ?どういう意味?怪我が治るまで
時間かかったのよ!どお?あざもう目立たないでしょ?」

樹利が顔を近づける。

「そうだな。目立たない目立たない。」

樹利と顔が近いとドキドキする・・・

「ま、前みたときひどすぎたからなぁ~
もう感覚がマヒしてるかもな?」

「もういいです!せっかく治ったのに。」