ごめんね。…そして、ありがとう。


「・・・私できない。そんなこと。」

「何だよ、いい子ちゃんになったのか?」

「・・・・できない。」

すると、太一が、紗和を突き飛ばした。
そして、耳元で囁いた。

「知ってるんだぜ?全部。桜樹利・・・
松田健人・・・どうなってもいいのかな?」

紗和は、自分の耳を疑った。
どうして、知ってるの?・・・・

「さ、やることは決まってんだろ。早く
金持ってこいっ!」

これが太一の手口。
やめそうな奴にはこうやって、組織を
やめさせない。