ごめんね。…そして、ありがとう。


「本当に悪いと思ってる?」

「思ってるよ!なんでもかんでも疑うなよ!」

健人は少し怒り気味だった。

「・・・そうじゃない。」

「え?」

「私、昔から、お金がなくなったら私のせい
物が壊れたら私のせい、何か起きると
必ず私のせいだった。何もしてないのに。
犯人が違う人って分かっても謝ってくる
人なんてだれ一人いなかった。私が、
怒られて、何もしてないのに、謝り続けて・・・」

紗和は寝転がりながら、空を見つめていた。
紗和の目がとても切なく感じた。