優斗はそのあともすごく親切にしくれた。 紗和にとって優しいお兄ちゃんの優斗は だんだん変わってきた。 優斗は、紗和のことが好きだった。 太一が紗和のことを好きなのは優斗も 知っていた。だが、毎日毎日部屋は違えど 一緒に寝泊まりしている優斗と紗和。 「ねぇ、紗和ちょっといい?」