「せ――んせ――ッ!!! 転入生いないんですかぁ!?」 廊下まで男の子の大きな声が響いてきた。 「…ヤバ…。 緊張する……。」 「おお。 森田は相変わらず 情報が早いなぁ。 …それでは転入生。 入って来なさい。」 「…はい……。」