重力地獄の決闘

「ZEROで出る。俺は指揮車を、キムはもう1台を頼む」

「了解、でも、この環境だと、極端に再生時間は短くなるからね」

「ああ、心得てるよ。そんじゃ行ってくる」

「行ってらっしゃい。気を付けて」

「そっちこそ、やられるなよ。帰るところが無くなる」

「まかせなって」

 マックはイーガーの全てのシステムをキムに渡すと、シートの脇に置いておいた大型ハンドブラスターKV・320のホルスターを腰に巻き、S・PACを手に持って後部エアロックに潜り込んだ。