重力地獄の決闘

 固定兵装は、クレーン兼用のレイルガンが1門、それと同軸でブラスターが1門、対空人兼用の排障レーザーシステムと比較的コンパクトにまとめられている。

 イーガーの特徴は、小型高機動でステルス性に優れ、可変プラズマノズルによって3次元機動が行える点である。

 さらに、オプションが豊富で、オプション選択によって作業に徹することも戦闘に徹することもできた。

 欠点と言えば、当然ながら車内が狭いことである。

 車内にシートは操縦席、車長席、補助席の3つ。しかし、3人乗ると車内での身動きができなくなる。

 上下に段差の付いた縦列タンデムの操縦席と車長席は、互いにその機能を共用できるようになっており、イーガーは1人でも運用可能になっている。補助席はほんとにおまけで、後部エアロックを出入りする際は折り畳まなければならないほどだ。