やがて前方に銀色の大地に走る黒い帯が見えてきた。その向こうには宇宙港のコントロールが見える。
いっそのことあのコントロールにぶつけてやろうかとも思ったが思い止めた。どっちにしろそれはあそこまでジャッカルがもった場合の話だ。
「キム、右の動力ジェネレーターを予備慣性制御系と右エンジンへ、補助は4つともバーニアへ回せ」
「了解、右舷動力ジェネレーター再起動、出力40パーセント、これ以上は無理です。動力切り替え終了」
「さぁて、もってくれよぉ、キム、出力全開、いくぜっ!」
マックは思いきり右エンジンの出力を上げ、大加速した。推進軸のバランスは慣性制御系で調節してある。
いっそのことあのコントロールにぶつけてやろうかとも思ったが思い止めた。どっちにしろそれはあそこまでジャッカルがもった場合の話だ。
「キム、右の動力ジェネレーターを予備慣性制御系と右エンジンへ、補助は4つともバーニアへ回せ」
「了解、右舷動力ジェネレーター再起動、出力40パーセント、これ以上は無理です。動力切り替え終了」
「さぁて、もってくれよぉ、キム、出力全開、いくぜっ!」
マックは思いきり右エンジンの出力を上げ、大加速した。推進軸のバランスは慣性制御系で調節してある。

