沈黙を破ったのは悪ガキだった。 「この前は悪かっ…」 「どもっ!」 彼の言葉をさえぎるように菜月は喋ってしまった。 あ、やば…。 やっちゃった−…。 「ど−も。」 彼は返してくれた。 あ、また高そうなジーンズだ…。 上はボーダーのVネック。 インナーになにか着てるみたい。 2分間にわたる菜月のファッションチェックが済んだあと、あたしは何か喋ろうとした。 でも、なんで? 言葉が浮かんでこない…。 すると見兼ねた悪ガキがさっきの続きを言葉にした。 冷静に、戸惑わずに。