「…で?それからピコーンがならなくなったと。」
いつものように桃子は菜月の話を聞いていた。
爪の甘皮を剥きながら。
その悪ガキ少年と会ってから
いやその悪ガキ少年に最後のピコーンを鳴らされてから
いつも誰かに優しくされるだび鳴り響いていたそいつが一切出てこなくなった。
「いったいどーなってるの?」
それに年上にしか鳴ることを知らなかったそれは初めて年下を相手にした。
しかもとても鈍い音で。
たぶん、あたしの予想、ピコーンの一時的故障だと思われる。
そのうち直ってまた鳴り出してあたしをまた困らせるだろう。
でも菜月は止まってくれたことに喜びを感じている。
ずっと鳴りやまなかったそれは
いきなり止まった。
それはまだ分からないが一応の惚れっぽさの完治を示していた。
それってバンザイじゃんっ!
いつものように桃子は菜月の話を聞いていた。
爪の甘皮を剥きながら。
その悪ガキ少年と会ってから
いやその悪ガキ少年に最後のピコーンを鳴らされてから
いつも誰かに優しくされるだび鳴り響いていたそいつが一切出てこなくなった。
「いったいどーなってるの?」
それに年上にしか鳴ることを知らなかったそれは初めて年下を相手にした。
しかもとても鈍い音で。
たぶん、あたしの予想、ピコーンの一時的故障だと思われる。
そのうち直ってまた鳴り出してあたしをまた困らせるだろう。
でも菜月は止まってくれたことに喜びを感じている。
ずっと鳴りやまなかったそれは
いきなり止まった。
それはまだ分からないが一応の惚れっぽさの完治を示していた。
それってバンザイじゃんっ!

