「アーケードのゲームは家庭用のゲームと違ってプログラムが難しくてよ、攻略しずらいんだ。まあ、プログラミング の立場から言うとな・・・」
忠士は口を尖らせ、早口で喋った。しかし、目は守を見ていなかった。きっと守の背後の幽霊でも話しかけているのだろう。いつものように一方通行の会話・・・。
それでも守にとっては今日一日初めての会話だった。
「やめてくれよ。俺、難しい話苦手なんだ」
「だから、おまえ頭悪いんだよ」
カチンときた守。
忠士は口を尖らせ、早口で喋った。しかし、目は守を見ていなかった。きっと守の背後の幽霊でも話しかけているのだろう。いつものように一方通行の会話・・・。
それでも守にとっては今日一日初めての会話だった。
「やめてくれよ。俺、難しい話苦手なんだ」
「だから、おまえ頭悪いんだよ」
カチンときた守。
