3分くらいでオバサンに追いついたんだ
んで、追いついたはいいけどよ
どう話し出したらいいか・・・とかよ・・迷ってる内に
開き直りの瞬発力が失せてよ
オバサンの後ろをモジモジついて走ってよ
そんな状態が3分くらいかねぇ
まあ、オバサンの自然な無視・気付かないフリをする能力が足りなかったのかねぇ
まあ、背後についてくる無言のマイナスオーラに根負けしたんだろうなぁ
オバサン立ち止まって振り返り、天使に訊いたんだ
「どうしたの?」
うん、もちろん笑顔・を作ろうとしたんだけどよ
天使が見に纏ってたマイナスオーラの凄さに引き攣った顔は笑顔と呼べる顔じゃなかった
笑顔に失敗したオバサンは只事じゃないって直感してるわけだ
天使の手をとって、周りを見渡して誰も居ないコトを確認して
天使に改めて訊いた
「どうしたの?」
って、訝しげな顔でよ
天使は全部ゲロったんだ・・・
天使が言葉を重ねるたびに、オバサンの顔はブルーになっていく
天使は言葉を吐き出す毎に、気が楽になっていく
オバサンはブルーに、天使はハッピーに・・・
はっきり言って、オバサンは逃げ出したいほど聞きたくなかったんだよ
聞いたところで・・・どう答えていいか・・・解らない
早くここを立ち去って、上役に報告しなきゃ!
やっぱり無視しとけばよかった!
そんな思考がループし続けて
思考がループする度に、ブルーは濃くなって・・・
ああ?上役って何ってか?
馬鹿かおめぇは「天国島」の住人はみんな天使を「善良」に育てる為の職員だよ
んで職員にも能力やら役割やらで上下があるって、決まってんだろ!
まあ、このオバサンは精々天使の情緒教育くらいの役割しか持ってなかったんだな
だからよ、「天国島」の実態が天使にばれた場合の対処法まで教育されてなかったんだな
つまりよ、自分の職責以上の問題が自分の身に起こってパニックになってんだよ
やっと天使の告白が終わった時にはオバサンはもう瀕死のブルーだった
天使はもうスッキリ・ニコニコよ
天使的にはあとはオバサンに赦してもらうだけだ
オバサンは瀕死のブルーだけど、天使は最後の仕上げに入った
んで、追いついたはいいけどよ
どう話し出したらいいか・・・とかよ・・迷ってる内に
開き直りの瞬発力が失せてよ
オバサンの後ろをモジモジついて走ってよ
そんな状態が3分くらいかねぇ
まあ、オバサンの自然な無視・気付かないフリをする能力が足りなかったのかねぇ
まあ、背後についてくる無言のマイナスオーラに根負けしたんだろうなぁ
オバサン立ち止まって振り返り、天使に訊いたんだ
「どうしたの?」
うん、もちろん笑顔・を作ろうとしたんだけどよ
天使が見に纏ってたマイナスオーラの凄さに引き攣った顔は笑顔と呼べる顔じゃなかった
笑顔に失敗したオバサンは只事じゃないって直感してるわけだ
天使の手をとって、周りを見渡して誰も居ないコトを確認して
天使に改めて訊いた
「どうしたの?」
って、訝しげな顔でよ
天使は全部ゲロったんだ・・・
天使が言葉を重ねるたびに、オバサンの顔はブルーになっていく
天使は言葉を吐き出す毎に、気が楽になっていく
オバサンはブルーに、天使はハッピーに・・・
はっきり言って、オバサンは逃げ出したいほど聞きたくなかったんだよ
聞いたところで・・・どう答えていいか・・・解らない
早くここを立ち去って、上役に報告しなきゃ!
やっぱり無視しとけばよかった!
そんな思考がループし続けて
思考がループする度に、ブルーは濃くなって・・・
ああ?上役って何ってか?
馬鹿かおめぇは「天国島」の住人はみんな天使を「善良」に育てる為の職員だよ
んで職員にも能力やら役割やらで上下があるって、決まってんだろ!
まあ、このオバサンは精々天使の情緒教育くらいの役割しか持ってなかったんだな
だからよ、「天国島」の実態が天使にばれた場合の対処法まで教育されてなかったんだな
つまりよ、自分の職責以上の問題が自分の身に起こってパニックになってんだよ
やっと天使の告白が終わった時にはオバサンはもう瀕死のブルーだった
天使はもうスッキリ・ニコニコよ
天使的にはあとはオバサンに赦してもらうだけだ
オバサンは瀕死のブルーだけど、天使は最後の仕上げに入った
