「優くんーーー」
「メイ。ごめんな?」
ちょっと眉を下げて申し訳なさそうに笑う優くんが好き。
「だ、大丈夫っ」
「そか。よかった」
少し照れたように笑う優くんが好き。
「緋山くんかっこいいー」
周りからそんな声が聞こえてもメイの手を離さないでくれる優くんが好き。
「メイ、行こう」
影になる所に行って、そっとメイにキスをする優くんが好き。
「優くんのあんな口調始めて聞いたー」
「あ…ごめん!ごめん、メイ。怖かったろ?」
「怖くないよ。かっこよかったもんっ」
本当だよ?
お兄ちゃんはすごく怖かったけど、優くんはすごくかっこよかったんだから。
「俺さ、」
「知ってるよ」
「は…?」
「メイ、優くんのことならなんでも知ってるよ?
優くんが大好きだもん。
優くんが、ずっとみんなに隠してきた気持ち、知ってるよ」
笑顔で…
言えたと思う。
「メイ」
「だから…メイには、もっと素顔でいてよ」
「メイ」
「メイは、どんな優くんでも大好きなんだよ?」
「っ…」
「優くんっ、守ってくれてありがとう!!」
「メイ、ありがとう」
そう言って、優くんはとても清々しそうな顔で微笑んだ。
やっぱり、
素顔で微笑む優くんが1番好きっ!
