慌てて振り返った。 その声が、まるで優くんの声にみたいに聞こえたから。 でも、、メイの耳は間違ってなかったんだ。 お兄ちゃんを止めるかのように、お兄ちゃんの右肩に置かれた手の主は、、、 副会長の優しい顔に似合わない怖い声の主、 優くんだった。