小悪魔な君に天使のキスを


…司の部屋は、と言うと、、、。

一言で言えば…
なんじゃこりゃ

なぜかソファがあるし。なぜかベッドはデカい。そして、勉強資料は何もなく、、
…なんなの、この部屋は!

私は自分の部屋に戻った。

ぁ、、、綺麗。無防備な神崎 司の横顔。

あぁ、、そういや司って呼ぶんだっけな…

みんなの前でもだょね!?ゃだぁーっ、、

「…神崎 司。」

「、、ん、、。。」

かわゆいーっ!

「風邪ひくよっ」

「んぢゃ、沙夜があっためて」

目を半分開いて…この子は何を言う!?


悪魔だな、、。
ううん、違う…


小悪魔


もちろん、私は


天使


「ばっ、ばか」

「バカじゃなぃ。沙夜、寝よーよ」

はい…?今のは、聞き間違えでしょうかね?

ね、ね、ね、寝る!?

司は私の腕を掴んでベッドに潜り込んだ。

は…!?私、危なくない?犯される!?
えぇーっ?

「ちょっ、つ、つ、司?」

「なんでそんな顔してんの?沙夜。」

「ほえっ?」

「プッ、ほえって!すげぇアホ面してるょ。」

ひ、酷いなぁ…。アホ面だなんて、、。

仮にも私は女の子だょ!?ぃゃ、、仮じゃなくて完全に女の子です!

「大丈夫だよ、いきなり襲ったりしないから。」

ぁ、、しなぃ、のね。

「何、その顔。不満って言うなら今すぐでも?」

「ばっ、ばかっ!司!

「ぁー、、はいはい。嘘です、嘘、。頼むよ、鼓膜が破れるからっ、、。」