「はぁ、、」

疲れた、、。


―クスッ。

わ、笑ったぁー！？

後ろを向くと、1人の男子生徒がいて。
か、かっこよぃ。

「…変な女」

へ、変な女ー！？
ちょっと、何よ？
顔は、かっこいいけど…！

「ぁの、あなた！？」

「俺、名前あるよ。」

なっ！知ってます、そんなこと！

「俺ね、神崎 司って言うの」

「私は白鳥 沙夜です」

…
って、違ぁーうっ！私は自己紹介がしたいんじゃないっ！

「何年生？」

「…高1」

「ぁ、ホント？俺と一緒♪よかったぁ、知り合いがいて」

知り合い？私とあなた…じゃなくて、神崎 司が！？

「教室も一緒かな、一緒に行こうよ、沙夜」

ょ、呼び捨て！？

「ダメ？」

「、、っ」

か、可愛ぃ。


下から覗き込んでくる神崎 司。

ゃっぱ、イケメンってヤツだよね、この人。彼氏いない歴＝年齢、の私はこんなこと慣れてなぃ…

「あれ？神崎くんと白鳥さんって知り合いだったの？」

さっき私をステージ裏に連れて来た先生の声だった。

「はい、今、知り合いになりました」

「へぇ、そうなの。白鳥さん、こちら、もう1人の特待生の神崎 司くんね」

へぇ、って信じないでよ！

ってか、何！？特待生って1人じゃないの！？

「神崎 司も特待生だったの？」

「…ぁ、そうだよ。沙夜もだよね。ってか、特待生だからここにいるの。他の生徒はあっちだよ」

正しい答えを言われて逆にムカつくっ