小悪魔な君に天使のキスを


本当、勘弁してよー、、。

「ねぇ、司。司って何が好き?」

「何って?人間かなー?」

、、、。

「あんた、人間を食べるの!?」

「んー、、沙夜なら食べたいかも」

悪魔な微笑み、、。

「…どういう意味??」

「んーとねー、、、。」

・・・・トントン

えっ。私と司は同時に振り向いた。

「誰?」

私が、扉を開けた。

「ちょっ、沙夜!」

ん?私が振り向くと、、、司がいないっ!

「…さん?白鳥さんってばぁ!」

「はい!はい、白鳥です!」

、、、。って、誰だよ、こいつ。
、、失礼、直します。
って、誰ですか、この方。

「あたしぃ、隣りの部屋に住んでる子でーす♪」

住んでる…子…。

自分で『子』とか言うなよ。『住んでる』って、所帯染みてません?

ってか、ここは寮ですから!

「白鳥…下の名前、なんて言うのー?」

「沙夜、です。あなたは?」

「あたしはねぇ…」


「クシュン!」

、、、。

今のは、きっと…いや、絶対…

神崎 司のくしゃみだ…。


「えっ?今の誰の?」

あいつ、どこに隠れてるのよ!ふざけんなっつーの

「、、、ん。私の」

「は!?沙夜チャン面白過ぎでしょ!?もしかして、ここってデるの?」

デる…?何が!?