次の日、私は1人で屋上にいた。昨日の答えが知りたくて、待てなくて。 「昼休みまで待てないし…。もうサボろうかな」 そう言って目を閉じた。 でも、番長さんにはバレてたみたい。私の気持ち。 「そんなに待てねーのかよ。なみ」 「へへっ…。やっぱり分かった??」 番長さんは、見透かしたような顔で私を見た。 「あぁ。お前のことなら何でも分かる。愛の力か??」 笑いながら言ってくるけど。私は… 「そうだよ。」