「じゃっ」 くるり、と私に背中を向け、引っ越しのトラックに向かう。 「海ー!!またねー!!」 最後まで泣かなかった海。 でも、私に見せなかっただけで絶対泣いてるんだと思いながらポケットから携帯を取りだし、メールを打っていく。 ″海へ、絶対帰ってきてね。待ってるから″ 海の笑顔を思い出し、再び泣きそうになりながら私は家へと戻っていった。 〜♪ 【END】