ギュッ・・・!!

「・・・?」

一瞬にして私は龍牙の腕に包まれた。

「りゅ・・・?」

「俺だって本当に生徒会やめていいなんて思ってねぇよ。やっと舞に近づけたんだ。手放したくない。」

龍牙の抱きしめる力が強くなる。

「生徒会・・・続けてくれるか・・・?」

龍牙が私をじっと見つめる。

そんなの・・・決まってんじゃん。

「あたりまえだよ。私みたいな有能な生徒会庶務いなくなったら困るでしょう?」

「・・・ばーか」

そう言って・・・



龍牙は私にキスをした。