「そうそう・・・じゃなくて!!話がずれてるッ!!なんでこんな話してんの」

陸が話を元に戻す。

「まぁさ。龍牙については俺らの仮説だろ?本人がどう思ってるかは本人しかわかんないよ。」

「おぉ・・・。唯人くん大人の意見・・・!」

陸は唯人くんの言葉に感心した。

「・・・無自覚で何も考えてねぇかもよ?」

聖夜がボソッとつぶやく。

「まぁ、そのときは俺らが上手く気づかせてあげりゃいいよ。はい!この話はおしまい。陸も聖夜もさっさと仕事しろー。」

「唯人くんはどこまでも唯人くんだぁ・・・」

「そうだな・・・」

そうして3人はそれぞれ仕事に戻った。