「あぁ。アイツかぁ。アイツが舞に告っただぁ!?」

「だからそう言ってんじゃん」

陸はため息をついた。

「で、俺は思ったワケ。龍牙ってさぁ、舞ちゃんのコトどう思ってんのかなーって。絶対好意もってると思うんだよね。じゃなかったら、熱出した時とかあんなに心配しないだろうし。」

「あー確かにな。しかも龍牙って女子と話してるとこ見たことないしな。あんなに自分からちょっかい出してくのって舞だけだと思うんだけど。」

陸の考えに聖夜が乗っかる。