「おい。大丈夫か?」

・・・龍牙が倒れそうになったの、支えてくれたんだ・・・。

「ったく。だから座ってろって言ったのに」

あ・・・。

そうだったんだ・・・。

立ってたらふらつくから・・・。

「おい。舞?舞!?」

遠のく意識の中で私の名前を呼ぶ龍牙の声が聞こえた。