「え…?」

人影が笑った気がして、私は首をかしげた。

その瞬間、窓ガラスにヒビが入り、あっと思った時には音を立てて割れてた。

「…っ!!」

「お姉ちゃん!?」

キラッと光るものが飛んできて姉の腕に軽く当たった。