「あぁ、ほらこれでいか?」 私は頷いた (細工してある・・・・ いいや、こんな細工どうにでもなる) 私は細工を解いてから私と燐のデータを消した (今までにこの家のデータをハッキングした 人はあまりいないだろう) もう、私と燐の誕生日も年齢も性別もなにもかもが消えた 「バイバイ」 誰にも聞えない小さい声でそう言った