愛なんて知らない Ⅰ











「私だって呪われた子だと言われるような子を・・・・

この体から産みだした事さえおぞましいのに!!」





「わぁぁぁーーーー」






泣き叫んだ






私のせいじゃない私のせいじゃない

何回も叫んだ






「今日は妻も気が動転してるようなんで

この辺で私達は退室させていただきます」






私達はここから出た

赤ちゃんも一緒に・・・・





私は部屋についても

「どうして!どうして!」って泣いた





祐は何度も「ごめん」って謝っていた